●まかないデリ
(2011~2012年)
レストランの味を家庭で再現・・・という企画はよく目にしますが、レストランの味は、基本的にはやはり料理の似合う空間があってサービスがあってという、レストランでこそ花開くものだと考えます。とはいえ、シェフという存在、言葉が持つ「おいしそう感」は家庭にも伝えたいところ。そこで、クーカルではシェフが毎日食べる「まかない」という言葉に注目しました。
シェフはよく言います。料理ができるヤツはまかないがうまい、と。
毎日食べるまかないには料理の基本が詰まっています。
・料理のプロによる「絶対おいしくする!」という気持ち
・良質な食材を知り、無駄のない食材の使い方を考える
・そこにある食材で栄養のバランスを考える など
以上は、料理人寄りの目線ですが、消費者からみれば、私たちがふだん食べることのない
レストランのごはんを食べたい! おいしそう! と単純に思える言葉でしょう。
まかないデリで、クーカル・ラボでは、シェフからまかないのレシピをもらい、商品化する「まかないデリ」を展開しました。
京橋「シェ・イノ」古賀純二さんによる「牛肉の赤ワイン煮込みのはじっこ丼」など
京都「イル・ギオットーネ」笹島保弘さんによる「チキンのトマト煮込み」など
西麻布「分とく山」野崎洋光さんによる「筑前煮」「牛しぐれ丼」など
高輪「ダ・ノイ」小野清彦「野菜カレー」
池尻大橋「オギノ」荻野伸也「ミートカレー」
駒沢「ラ・ターブル・ド・コンマ」小峰敏宏「野菜カレー」
*まかないデリはクーカルの登録商標です。