神戸市で6000坪もの日本庭園を誇る「相楽園」。敷地内の施設「THE SORAKUEN」内にある「レストラン相楽」では、来る11月に一夜限りのコラボレーションディナーを開催します。パートナーは2019年に惜しまれながら閉店した芦屋のミシュラン1ツ星レストラン「コシモプリュス」です。
text by Chiyoko IIJIMA

100年以上の歴史をもつ「相楽園」で、長らく神戸の迎賓館として親しまれていた「相楽園会館」が2018年12月に「THE SORAKUEN」としてリニューアルオープン。施設内にはレストラン「相楽」をはじめ、美しい庭園を眺められるカフェ「相楽園パーラー」、結婚式などのバンケット会場などがあります。
レストラン「相楽」は海や山の恵みが豊富な兵庫県産の食材を中心に使った完全予約制のプライベートレストラン。腕をふるのは木村福孝シェフ。シニアソムリエの塚元晃氏はかつて「コシモプリュス」に短期間ながらも在籍していたので、この度のコラボレーションが実現する運びとなりました。
「コシモプリュス」はオープン後わずか1年でミシュラン1ツ星に輝いたフレンチレストラン。2019年に惜しまれながら閉店しましたが、今もファンが多数いることから、この度の復活ディナーとなりました。以前の通り、小霜浩之シェフとシニアソムリエの小林正裕氏の名コンビでの登場となります。
当日のディナーの流れを簡単に説明すると、「コシモプリュス」とレストラン「相楽」によるアミューズとアペリティフをブッフェスタイルで。場所は庭園茶室「浣心亭」や芝生公園にて楽しみます。続いてバンケット会場にて着席のコース料理がスタート。前菜と魚料理は小霜シェフが、肉料理は木村シェフが担当。肉は庭園の眺望も素晴らしいテラスにて神戸ビーフの炭火焼きを提供します。ペアリングワインとノンアルコールドリンクは小林氏と塚元氏が担当します。スイーツバーはデザートブッフェスタイルで、「小林‘sワインバー」も併設します。
ここまでディナーを楽しんだ後に、「レストランの未来」について「コシモプリュス」小霜シェフ&小林氏、レストラン「相楽」の木村シェフ&塚元氏による対談もあります。また対談後には小霜シェフと小林氏から12月オープン予定の新店についての発表も。
歴史や自然に囲まれた庭園や空間で味わうコラボレーションは、唯一無二のディナーの体験となることでしょう。
「コシモプリュス一夜限りの復活祭@相楽園」
日程:11月28日(月)
金額:33000円(税・サ・ドリンク代込み)
人数:40名限定
開催地:神戸市立「相楽園」及び敷地内の「THE SORAKUEN」
予約と詳細 the-sorakuen.jp